JIS規格品 防水工事用アスファルトQ&A アスベストについて VOCについて 高日射反射率防水 適合表 下葺きの結露
工業会規格 学会発表梗概



 
 


第1章 アスファルトについて
- Q4アスファルトにはどのような種類がありますか? -

A:
 アスファルト(石油アスファルト)は、製法上からは下図のように分類されます。
  日本工業規格JIS K 2207「石油アスファルト」では、種類を「ストレートアスファルト」「ブローンアスファルト」「防水工事用アスファルト」の3種類とし、「ストレートアスファルト」「ブローンアスファルト」は25℃における針入度*で表1の通り分類し、「防水工事用アスファルト」は用途により表2の通りに分類されています。
 注)針入度*;
アスファルトの硬さを表すもので、規定条件のもとで、規定の針が試料中に垂直に進入した距離で表す。 単位は0.1mmを1とする。
 軟化点*;
アスファルトの軟化する温度を表すもので、試料を規定条件のもとで加熱したとき、試料が規定距離にたれ下がる時の温度。


[表1]
種    類 針入度(25℃) 軟化点* ℃
ストレート
アスファルト
 0〜10  0以上10以下  55.0以上
 10〜20  10を超え20以下
 20〜40  20を超え40以下  50.0〜65.0
 40〜60  40を超え60以下  47.0〜55.0
 60〜80  60を超え80以下  44.0〜52.0
 80〜100  80を超え100以下  42.0〜50.0
 100〜120  100を超え120以下  40.0〜50.0
 120〜150  120を超え150以下  38.0〜48.0
 150〜200  150を超え200以下  30.0〜45.0
 200〜300  200を超え300以下
ブローン
アスファルト
 0〜5  0以上5以下  130.0以上
 5〜10  5を超え10以下  110.0以上
 10〜20   10を超え20以下  90.0以上
 20〜30  20を超え30以下  80.0以上
 30〜40  30を超え40以下  65.0以上

[表2]
種    類 軟化点℃ 針入度(25℃) 用 途
防水工事用
アスファルト
1種 85以上 25以上45以下 室内及び地下構造部分に用いる。比較的軟質
2種 90以上 20以上40以下 一般地域の緩い勾配の歩行用屋根に用いる
3種 100以上 20以上40以下 一般地域の露出屋根又は気温の比較的高い地域の屋根に用いる。
4種 95以上 30以上50以下 一般地域の他、寒冷地域における屋根その他の部分に用いる。比較的軟質。
出典:日本工業規格JIS K 2207「石油アスファルト」一1996−

「防水工事用アスファルト」は、現在3種と4種のみが使用されており、いずれも製法上の分類では、ブローンアスファルトに属します。

以上のように、アスファルトは使用目的に適用できるように、製法により、主にアスファルトの硬さ(針入度、軟化点)で分類されています。


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