JIS規格品 防水工事用アスファルトQ&A アスベストについて VOCについて 高日射反射率防水 適合表 下葺きの結露
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第1章 アスファルトについて
- Q1アスファルトとはどのようなものですか? -

A:
 アスファルトとは、「原油中の潤滑油成分を取った残油で、黒色粘稠性の軟固体状物質。
加熱すれば柔らかくなり、さらに加熱すれば液状になる。元来天然に産出するものを呼んだが、現在は原油から製造する石油アスファルトを指す。アスファルトは特性によってストレートアスファルトおよびブローンアスファルトに分けられる。ストレートアスファルトは主に舗装道路用に、ブローンアスファルトは防水工事などに用いられている。」
出典:石油学会編 石油辞典

 アスファルトは、人類の起源から、私たちと深い関わりをもっています。有名なノアの箱舟は、「アスファルトで防水された」と旧約聖書に書かれています。また歴史的には紀元前2500年前あたりから、エジプトでミイラの防腐剤として用いられてきました。現在でも道路の舗装材料として、また屋根の防水材料として私たちの身近な存在として幅広く利用され続けています。
 現在使用されているアスファルトの大部分は、原油を蒸留して得られる石油アスファルトです。以降、石油アスファルトのことを単にアスファルトと呼ぶこととします。
 アスファルトの詳しい説明に入る前に、原油がどのようにしてできたのかをお話しします。
 原油は、数億年前の古生代から数千万年前の新生代の間にできた地層の中に含まれています。埋蔵量は中生代(2億3,000万年前〜6,300万年前)が最も多く、続いて新生代の中でも第3紀の漸新〜中新生(2,300万年前〜1,300万年前)で、古生代(5億4,000万年前〜2億3,000万年前)はずっと少なくなっています。
 原油はすべて海底でできた堆積層、またはその付近に存在しており、海底のプランクトンの遺骸が土砂といっしょに積り、その上に次々と新しい他の地層が沈積し、またプランクトンが積る−−−この繰返しによって有機物と土砂が地下深く沈積し、この有機物が原油に、土砂が水成岩にそれぞれなったといわれています。
 アスファルトとは、このようにしてできた原油を石油精製工場で精製して造られるもの
で、原油を蒸留して、LPG、ナフサ、ガソリン、灯油、軽油、潤滑油などを分留蒸留して最後に残ったものがアスファルトになります。


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